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圓福 第107号

圓福 第107号

今年は、五月に新天皇が百二十六代にご即位され、令和元年を迎えました。天皇の譲位は、江戸時代の光格天皇以来、実に二百二年ぶりで、憲政史上初めてということになります。来年は、新天皇誕生日を祝う、二月二十三日が祝日となります。新しい元号と共に令和が素晴らしい年代となるよう、犯罪の少ない、安心出来る未来作りが、必要不可欠です。その為には、個人主義では無くお互いを思いやる協調、協力の教育が最も重要です。昨今の犯罪は、わがまま勝手で、自分さえ良ければ良いと、平気でお年寄りからお金を騙し取る若者までいます。自分たちの贅沢のために、罪を犯しても悪びれる様子もありません。気に入らなければ、殺人まで犯します。
 かつて仏教国であった島国日本は、神仏混合で、いつもお陰さまの気持ちを持って、隣近所や、村や町で、協力して暮らしてきました。明治以降、西洋に追いつけ追い越せで、富国強兵の元、列国の植民地にならずに今日があるのは、確かに有り難いことだったと思います。けれども戦後の教育ですっかり日本は、愛国心や道徳心を失い、自己中心的な人間を作ってしましました。過去の間違いは改め、守るべき伝統は受け継いで、美しい日本の自然を大切に、世界のリーダーとなる志の高い人々が育つ国作りを、私たち自身が向上心を持って、次の世代の見本となるように歩まなくてはなりません。左記の通り年末年始の行事を勤めます。今年一年の感謝の祈りと、来年がご家族皆様の良き年になりますよう是非、ご近所、ご家族、お誘いあわせ、お参り下さい。

合掌

十二月十五日(日)
 今年もご要望が多い日曜日に勤めます


午前十一時三十分

粗飯呈上

午後十二時三十分

説教(当山住職、阿弥陀院住職)

午後一時三十分

総回向(読経、追善供養)
祠堂施餓鬼(永代祠堂をあげられているお方は受付にてお申し付け下さい)

十二月三十一日(大晦日)


午後十一時

塔婆、お札お焚き上げ(今年一年の古いお守りや塔婆を一枚百円にて回向して焚きあげます)

午後十一時三十分

除夜の鐘(先着順にて。大根汁接待致します)

一月一日~二日(二日間)


午前十時~午後三時の間随時受付

厄除け祈願(お守り授与)こぶ茶接待

令和二年度年回早見表


 

一周忌

令和元年(平成三十一年)

三回忌

平成三十年年

七回忌

平成二十六年

十三回忌

平成二十年

十七回忌

平成十六年

二十三回忌

平成十年

二十七回忌

平成六年

三十三回忌

昭和六十三年

三十七回忌

昭和五十九年

四十三回忌

昭和五十三年

五十回忌

昭和四十六年

百回忌

大正十年