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圓福 第102号

圓福 第102号

今年も、自然災害が、日本だけでは無く、世界各地で起こりました。十一月の初めに起こった、アメリカのカリフォルニア州山火事は史上最悪の被害となりました。今も二百人以上の方々が行方不明です。暗い気持ちになる事件も多く、元気がなくなりそうですが、落ち込んでいては、前に進めません。戦争で焼け野原になっても、地震や台風で全てを失っても、先人たちは立ち上がり、私たちの輝く未来のために努力を惜しみませんでした。今の日本があるのは、まさにご先祖様のおかげです。私たちも、このような時代だからこそ、次の世代に何を残せるのか真剣に考えて行動を起こさなくてはなりません。今の政治家の人たちのように、互いに非難し足の引っ張り合いをするのでは無く、どうすれば素晴らしい未来を築けるか、歩み寄って協力し、出来得ることを精一杯して、後悔の無いように生きることが最も重要なことです。最近、世間では、墓じまい、仏壇じまい、と言われ、お墓屋さんや仏壇屋さんも次々と無くなっています。お寺も檀家の減少と共に統廃合され、せっかくの尊い供養の歴史が次々と無くなっています。目には見えない真心や感謝の気持ちは、お陰様と手を合わす行為から始まります。互いを敬い、思いやりの心を育てる供養こそ、大切な行いです。祈ることは、祈られていることに気づきます。それが念仏の生活です。左記の通り年末年始の行事を勤めます。先立たれた尊い命に今年一年の感謝の祈りを心を込めて捧げましょう。そして、来年がご家族皆様の良き年になりますように是非、ご近所、ご家族、お誘いあわせ、お参り下さいますようご案内申し上げます。  合掌

十二月十六日(日)
今年もご要望が多い日曜日に勤めます 


午前十一時半

粗飯呈上

午後十二時半

説教(当山住職他)

一時半

総回向(読経、追善供養)

祠堂施餓鬼(永代祠堂をあげられているお方は受付にてお申し付け下さい)

十二月三十一日(大晦日)


 

午後十一時

塔婆、お札お焚き上げ(今年一年の古いお守りや塔婆を一枚百円にて回向して焚きあげます)

午後十一時半

 除夜の鐘(先着順にて。大根汁接待致します)

一月一日~二日(二日間)


 
前十時~午後三時の間随時受付
厄除け祈願(お守り授与)こぶ茶接待

平成三十一年度年回早見表


 

一周忌

平成三十年

三回忌

平成二十九年

七回忌

平成二十五年

十三回忌

平成十九年

十七回忌

平成十五年

二十三回忌

平成九年

二十七回忌

平成五年

三十三回忌

昭和六十二年

三十七回忌

昭和五十八年

四十三回忌

昭和五十二年

五十回忌

昭和四十五年

百回忌

大正九年