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圓福 第122号

圓福 第122号

 まだまだ終息の見えないコロナウィルスですが、十一月半ばから増え始め、第八波に入ったと言われています。しかしながら、既に、免疫を獲得した方も多く、夏にそれほど拡大しなかった地域での感染拡大が大きくなっているとのことです。ですので、今までと同じように、気をつけることが大切です。いよいよ冬も本番を迎えます。暖かくして、しっかり食事をして、免疫力を高めましょう。
 お正月は、なかなかお会い出来ない方々と年賀状での一年に一回、ご挨拶を交わしますが、この時期になると、喪中葉書が届きます。今年は、早く亡くなられた方の便りを頂くのが多く、寂しい気持ちで、返信致しました。喪中葉書の文章は、大体、どれも同じですが、手書きで、一言添えられていると、大変有り難いものです。
 ところで、全ての喪中葉書に「永眠いたしました」と有るのですが、佛教では、眠るのではなく、目覚めることが「覚り」「成仏」なので、キリスト教の様に永眠しません。仏式で葬儀をされたのなら、永眠は不適切です。浄土へ旅立ちました、浄土宗なら極楽浄土に往生いたしました、が適切です。また、「喪中につき」と大きく太く書かれていると悲しい気持ちになるので、普通に通常の葉書の文章でお知らせする方が受け取った方も優しい気持ちになれると思います。特に今は、家族葬で済まされる方も増えて参りました。喪中葉書をもらって愕然とする方が多いので、ちょっとした気遣いが、大切です。
 左記の通り年末年始の行事を勤めます。今回は、新弟子が、前座で初説教いたします。今年一年の感謝の祈りと、来年がご家族皆様の良き年になりますよう是非、ご近所、ご家族、お誘いあわせ、お参り下さい。

合掌

十二月十八日(日)
今年も日曜日に勤めます。


午前十一時三十分

粗飯呈上

午後十二時三十分

説教(当山住職、宝珠院徒弟初説教)

午後一時三十分

総回向(読経、追善供養)

祠堂施餓鬼(永代祠堂をあげられているお方は受付にてお申し付け下さい)

十二月三十一日(大晦日)


午後十一時

塔婆、お札お焚き上げ(今年一年の古いお守りや塔婆を一枚百円にて回向して焚きあげます)

午後十一時三十分

除夜の鐘(コロナ禍の為大根汁はありません)

一月一日~二日(二日間)


午前十時~午後三時の間随時受付
  厄除け祈願(お守り授与)こぶ茶接待

令和五年度年回早見表


 

一周忌

令和四年

三回忌

令和三年

七回忌

平成二十九年

十三回忌

平成二十二三年

十七回忌

平成十九年

二十三回忌

平成十三年

二十七回忌

平成九年

三十三回忌

平成三年

三十七回忌

昭和六十二年

四十三回忌

昭和五十六年

五十回忌

昭和四十九年

百回忌

大正十三年