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圓福 第104号

圓福 第104号

暑さ寒さも彼岸までとは申しますが、今年の春は、早くから暖かいと思ったら、四月になっても寒く、北の地方では雪が降り積もりました。おかげで桜の花の持ちが良く、岡崎の家康行列は、美しい桜の咲く中での行進となりました。皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうかお伺い申し上げます。日ごろは圓福寺護持のため何かとお心遣いを賜り厚くお礼申し上げます。お陰さまで、修復工事も順調に進んでいます。
 去年に引き続き、今回も、法然上人の生涯から、私たちの生活の指針となるよう、学んでいきたいと思います。

○法然上人の生涯、前回の続き○

 法然上人は、ある時、次のようなお話をされました。「比叡山で浄土の法門を学んでいる僧が『自分は既に浄土宗の大要を学ぶことが出来ましたが、どうしても阿弥陀様の本願を信じることが出来ません。どうしたら信心が起きるでしょうか』と嘆いて尋ねるので、三宝に祈って、加護を受けなさいと教えました。しばらくして、その僧が、訪ねてきました。『お教えに従って三宝に加護を祈って、東大寺に参詣した時、ちょうど棟上げの時でした。非常に大きな材木を滑車を使って見事に組み立てて行く様を見ました。さすが名のある棟梁の腕は素晴らしいと感心いたしました。まるで大木が宙を舞うように持ち上げられ、決められた場所に寸分違わず収まっていくのです。棟梁にあれだけの知恵を働かせることが出来るのなら、阿弥陀さまなら、もっと素晴らしいお智恵をお使いになって、私たちを救い下さるに決まっていることに気付きました。この時、疑念は消えて、深く本願を信ずる心が定まりました』。教えを受ける事と信仰心を起こす事は、別であって、学びによって信心が起こるわけではありません。念仏を唱えていても少しも信心が起こらない者は、常に阿弥陀さまの思いに心を寄せて、その大きな力を思って、三宝に祈りなさい」
 幼い頃私達は親の言う事を素直に信じて、将来に何の不安も無く、毎日を安心して、楽しく過ごしていました。ところが、あれこれと知識を得るようになってからは、どれが本当に正しいのかも分からなくなってしまい、迷ってばかりいます。法然上人は、未来の迷える人々のために、命をかけてお念仏の教えを広めて下さいました。迷いの無い生活、将来に不安の無い毎日は、お念仏によって生まれます。御忌法要は、法然上人、先立たれた方々に、心を込めて、感謝の祈りを捧げる年に一度の大切な特別法要です。是非、ご近所お誘い合わせて、お参り下さいますようご案内申し上げます。今回は、美しく健康で生きることをテーマに健康、美、食にこだわって、模擬店が二十店舗以上出店します。

合掌

四月二十日(土)(毎年四月第三土曜) 


午前十時~午後三時

健康と美の食の模擬店

十一時三十分

昼食接待

十二時三十分

住職、阿弥陀院説教

一時三十分

御忌施餓鬼法要(追善供養)

二時半より

法然上人御忌法要(法然上人御遺徳を偲び特別法要)

納骨塔総回向(分骨の永代納骨も致します)