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圓福 第140号

圓福 第140号

謹啓 ようやくホルムズ海峡封鎖も落ち着き、原油価格も下落しました。資源の少ない日本は、原料が滞ると、経済には大きな打撃となり、さらに円安で、生活費が高騰し、生活は苦しくなる一方です。
 既に、ヨーロッパでは、熱波の影響で、多くの死者も出ており、今年の日本の夏も心配です。円福寺では、この度、畳替えも終わり、敷居との段差も解消されました。本堂もクーラーのお陰で過ごしやすく、椅子席のため、ゆっくりとお過ごし頂けます。蒸し暑く過ごしにくい、厳しい毎日が続いておりますが、皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか、お伺い申し上げます。
 さて、今回も法然上人のお言葉から、私達の日常生活のあり方を学びましょう。


真実心と言うは、行者願往生の心なり。矯飾無く、
表裏無き相応の心なり。雑毒虚仮等は、名聞利養の心なり。

 
 「真実心とは、お念仏の行者が極楽浄土へ往生を願う心です。うわべを取り繕って、心を偽り、立派に見せようと飾り立てたりせず、裏も表も無い心で、行動することです。煩悩に毒され、偽りに満ちた心とは、名誉や金銭を求める、欲望にまみれた物欲の心です。」
 アメリカのトランプ大統領は、任期中にノーベル平和賞を受賞出来る、歴史に残るような平和な世界的秩序をもたらす偉業を成すことで、自身の支持率の低下も防げるともくろみました。しかし、ロシアとウクライナの戦争も四年過ぎても収まらず、今回のイランとの戦争も、世界中に大きな悪影響を与えることとなりました。トランプ大統領は、地位も名誉もお金も世界的に見ても十分な立場にある方です。それでも欲望には際限が無く、まさに煩悩の毒に侵された状態と言えるでしょう。どの国も、自国ファースト、つまり個人主義の国々は自分たちさえ良ければ、他はどうなっても構わないと言う立場です。けれども、資源自給率、食料自給率が、百パーセントで、鎖国して、自分たちの国だけで、他と関わらず暮らしていける国は、現代ではあり得ないでしょう。私たちは、限られた小さな地球の資源や植物や動物の命によって支えられ、まさに、お陰さまによって生かされています。今までも、そしてこれからの未来も、互いを思いやり、助け合い、支え合うことが、最も大切です。極楽往生を願うことは、平和で争いの無い、幸せな未来を求めることで、それが、念仏の生活です。
 嘘や偽りの無い真実真心で、私たちを常に支えて下さっている、家族や、全てを包む自然や宇宙にまで、感謝の心を忘れてはなりません。
 左記の通り、先立たれた、大切なご家族を一年に一度お迎えするお盆の法要を行います。今回も小規模ですが、色々なお店も出店して下さいます。また、同封のチラシもご高覧下さいますようお願い申し上げます。
 是非ご家族、ご近所、お友達もお誘いあわせてお参り下さい。

合掌

七月二十日(祝)


午前十一時半

昼食接待

午後十二時半

説教(住職、地蔵寺住職)

午後一時半

盆施餓鬼法要