圓福 第138号
圓福 第138号
謹啓 昨年十月、憲政史上初の女性総理大臣が誕生致しました。女性の昇進を阻む、ガラスの天井を破ること実に、百四十一年の快挙です。若者が、未来に希望を持てない日本に、明るく輝く日本になるように、政治の力で強く、リーダーとして頑張って欲しいと思います。
さて、今回も、法然上人のお言葉から、私達の日常生活が、明るく、正しく、楽しく暮らせるように、心の持ち方、あり方を学びたいと思います。
「人から見られる事を気にして、自分自身を飾り立てるのではなく、極楽往生のために。お念仏を称え続ければ、三心は自然と備わるものです。」
三心とは、至誠心、深心、廻向発願心の三つの心です。嘘偽りない、真実真心を持って、阿弥陀さまの本願を深く信じ、極楽往生を願って、廻向することですが、私たちは、煩悩だらけで、嘘のない生活や、人を深く信じる事も、善い行いを周りに振り向けていく事もなかなか難しいのが現状です。特に若い時は、誰しも、ブランド物や車などに目を奪われて、見栄を張りたくなってしまいがちです。しかしながら、どんな高級な物も、いつかは、古くなり、飽きてしまいます。頑張って手に入れたとしても、他の誰かがもっと良い物を持っていれば、瞬く間に色褪せてしまいます。流行は、言葉の通り、すぐに流れてしまいます。移り変わってしまう物を追いかけるのでは無く、変わらない物こそ、求めるべき大切なものです。それが、仏様からの三心です。こんな愚かな私たちを嘘偽りない真心で、深く信じて、常にそのお徳を振り向けて下さっています。身近な例を挙げれば、先だったご先祖様やご家族は、いつもいつも私たちを気遣い、亡くなった後も、その幸せな記憶で、大きな影響を与え続けて下さっています。その思いに答えられるように、自分らしく素直に、感謝で暮らす毎日こそ、念仏の生活です。せっかくの人生です。前向きに、プラス思考で、楽しく、明るく過ごしましょう。私たちが、笑顔で幸せを感じて暮らす日々を心から望んで下さっています。
『今日彼岸、菩提の種をまく日かな』もうすぐ、温かな春を迎えます。春風に乗って、木々も新しい芽を出してきます。私たちも輝く未来に向けて、小さくても希望の芽をどんどんつけて、美しい花を咲かせましょう。
下記の通り春のお彼岸法要を迎えます。ご恩を頂いた大切な家族にお陰様と、偏らない広い心を持って、感謝の祈りを捧げましょう。是非、ご家族、ご友人お誘い合わせて、お参り下さいますようご案内申し上げます。
三月十九日(木)
| 午前十一時半 |
昼食接待 |
|---|---|
| 午後十二時半 |
説教(住職、他) |
| 午後一時半 |
彼岸施餓鬼法要 |